今回のコロナの騒ぎで感じた事のひとつに「環境の大事さ」があります。

自粛の為に、私が経営しているダンス教室を約1か月半の間、休講にしました。

その間、オンラインレッスンは行っていたのですが、受講者は約1割。

残りの9割は顔を合わせる事が無くなりました。

夏休みで40日間学校に行かないと時も、ダンスには来てたので、こんなに長く会わない時間が続いたのは初めてでした。

 

要請が解除され、ダンス教室を再開したら、また多くの子供たちが戻って来てくれました。

みんな「久しぶりのダンス楽しい♪」とか「体がなまってたからダンスしたかったー♪」とか楽しい時間が提供できたので良かったのですが、一つだけ違和感が・・・。

何だこの感じは?

言葉にすると「緩んでる」。

 

ダンスはやってなかったので体がなまってるのは当たり前のなのですが、心が緩んでるのです。

長い時間、家族としか過ごしてないので緊張する事がなく、すっかり心が緊張を忘れてました。

何年間も出来てたきれいな挨拶が出来なかったり、挨拶するタイミングを忘れてたり、そもそも挨拶自体を忘れてたり。

 

大人に限らず子供も家から出たら社会がある訳で、そこにはいろんな緊張感があります。

それを無意識のうちに経験して色々学んで行くと思うのですが、それが無かったらこんなに緩くなってしまうという事に驚きです!

社会が作り出す緊張感は、どんなに頑張っても想像では作り出すことは出来ません。

 

要するに人は自分の力だけでは成長出来ない。

 

野球大好きな人が、草野球で血のにじむような練習をどれだけやったとしても、メジャーに行けるようにはならないでしょう。

そこはやっぱり自分が身を置いている環境をドンドン変えてメジャーの環境に近付けていく必要があります。

環境恐るべしです!

 

そうと分かったら、こんな風に考えるしかありません。

 

「子供たちにとって学校はひとつの環境だが、自分たち(ダンス教室)も環境としての重大な役目を担ってるのだ!」

 

益々ヤル気が湧いてきました!(笑)