悔しいから感謝へ

昔の話になりますが、ダンスチームとして活動していました。

イベントやお祭りなどのステージでダンスのショーをやらせてもらってました。

私の担当はダンスとチームのPRや盛り上げるためのMC。

ある時、テレビ局主催のイベントがありました。

街の中心部で開催されるお客さんもとても多いイベントです。

自分たちの出番を終えて、いつものように

「今日もバッチリ決まったわ~♪」

と余韻に浸ってました。

「テレビ局の人どう思ったかな~♪」

「また、依頼があるだろうな~♪」

など都合が良い事ばかり考えていたら、メンバーから衝撃的な事実を告げられました。

そのイベントのステージ担当のディレクターがこんな風に話してたそうです。

 

「あのダンスチーム、ダンスはまあまあなんだけど、

MCは無い方がいいよね。」

 

 

( ;∀;)ガーン!

 

 

メンバーの知り合いがディレクターの知り合いで直接聞いた都の事。

ディレクターもここまで話が伝わるとは思わず話したのでしょうが・・・

いや、そんな事はどうでもいいのです!

自分が自信もってやってきたスタイルが完全否定された。

それも、テレビのディレクターというその道のプロに。

悔しいー!!

いつか見返してやるーー!

 

それから私がとった行動は、

しゃべりの勉強です。

・話し方講座に受講。

・コミュニティーラジオ局のパーソナリティー募集に応募する。

・劇団の練習に参加する。

を同時にやり始めました。

それほど悔しかったのです。

 

そして、気付きました。

それまで私のしゃべりは、ど素人が好きでしゃべってる自己満足で、今振り返ったらとても恥ずかしいレベル。

聞いてるお客さんがかわいそうなレベル。

 

しゃべれるようになった今、考え方が大きく変わりました。

それは感謝

ディレクターが本当の事を言ってくれなかったら、今の自分は無かったかもしれません。

いや、無かったでしょう。

悔しいと思ってた気持ちが、きれいに感謝に入れ替わりました。

今はすがすがしい気分で言えます。

本当の事を言ってい頂き、ありがとうございました!