子供たちを指導していてよく思う事のひとつに、「返事や返答が出来ない」があります。
何かを質問しても反応が無いのです。
ハッキリ言って、もったいない!!
周りが同じリアクションなので、それに合わせてノーリアクションになってるだけと思います。
空気を読むってやつですね。
空気を読むのが必要な時もありますが、読まなくていい時にも読んでしまう、どちらかというと読みすぎのパターンが多いです。
大きく分けて、理由は2つ。
1、目立たない方が良いと思ってる
2,的外れな事を言ったら恥ずかしい
細かい事は他にもありますが、大きくはこの2つです。
どちらも能力や頭の良さの問題ではなく環境です。
人と違うことをしたらダメ!
間違えるとは恥ずかしい事!
この環境で育てばそうなるのは当たり前で、言い換えれば
順調に育ってる!
という事になります。
必要とされる事のひとつに希少性というのがあります。
数が少ないので珍しいという事ですね。
人材も希少性が高いと求められることも多くなります。
(ジャンルにもよりますが)
となると、返事、返答が出来ない子供が多い中で、それが出来る事によって希少性が高くなり。
大人から見ると、
「なかなかしっかりした子供だ!」
と思われて、何かしらチャンスをつかむ確率が増えるでしょう。
人と違うことをしたらダメ!
間違えるとは恥ずかしい事!
早くこれらの環境から脱出して希少価値を手に入れて欲しい!
と言っても自分で脱出するのはなかなか困難で、それには助けが必要です。
それが出来るのは、周りの大人。
子供は親だけでは育たない。